井の頭公園の想い出について。
京王井の頭公園駅の想い出
京王井の頭公園駅の風景。清潔な駅構内のベンチ、プラットホームの様子など。
井の頭公園駅のベンチ
京王井の頭線の井の頭公園駅構内のベンチは待合所(待合室)のようなエリアを除くと駅内が外気に直接さらされているのですが、汚れているのを見たことがありません。
こまめに掃除しているのかもしれませし、そもそも汚す人がいないのかもしれません。
ごくシンプルな駅のベンチでありながらも周りは緑に囲まれていますので、清潔感のあるベンチにゆっくりと座りながら、暑さ、寒さを含めた自然の季節感を肌で感じることができます。
井の頭公園駅脇の花
井の頭公園駅は、渋谷駅まで一本で行けますが、25分ほど掛かります。朝夕はともかくとして、ラッシュアワーの過ぎた昼前あたりから、のどかな駅になります。
ラッシュアワーといいましても、電車内はともかくとして駅そのものは、ラッシュアワーでもたいしたことないかもしれません。
だからこそ、駅の脇で密かに美しく咲いていた花に気づくことができました。
井の頭公園駅のホームから渋谷方面へ
井の頭公園駅は京王吉祥寺駅のひとつ手前(渋谷駅より)、急行は止まらない駅です。京王吉祥寺駅と渋谷駅を急行なら22分ぐらい、各駅なら30分弱で結びます。
ちょうど渋谷行きの電車が出たところ。電車は10分ほどの間隔で動いているので、次の電車を待つことにします。
井の頭公園駅のホームから吉祥寺駅方面へ
井の頭公園駅は京王井の頭線急行が止まらない駅なので、自宅から吉祥寺駅と井の頭公園駅まで行く時間が変わらないのなら、ほとんどの方が近くの吉祥寺駅へ行ってしまうと思います。吉祥寺駅であれば始発になるので、終点の渋谷まで座っていけるかもしれませんし。
井の頭公園駅から吉祥寺駅まで普通に歩いて10分ぐらいの距離ですので、自宅の近くが井の頭公園駅なら、吉祥寺駅へ行くよりも井の頭公園駅から各駅に乗ったほうが目的地に早く着くと思います。
京王線の井の頭公園駅から神田川の起点の水門橋へ
井の頭恩賜公園を散歩。吉祥寺駅ではなく、京王線の井の頭公園駅から神田川の起点の水門橋へ向かいます。
井の頭恩賜公園(井の頭公園)入り口
京王線の井の頭公園駅の改札を出て、すぐ右側。井の頭恩賜公園(井の頭公園)へ行きますと井の頭公園入り口の看板が見えます。吉祥寺駅から井の頭公園へ行く雰囲気とはまるで違います。
井の頭公園マップ
井の頭公園入り口の階段を下り井の頭公園内に入りますと、短い階段を下りてすぐのところに井の頭公園マップがあります。
日本語名は『井の頭恩賜公園』ですが、英語名は『Inokashira Park』ですね。一般的には井の頭公園という名前のほうが知られているからかもしれませんが、日本語でも井の頭公園のほうが知られていますね。
三鷹市住居表示案内板
英語名はMitaka City Residential Address Mapです。
ここは三鷹市井の頭三丁目。吉祥寺駅が武蔵野市なのに、井の頭公園はなぜ三鷹市?と疑問に思う方が、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。
細長い井の頭公園は、武蔵野市と三鷹市の2つのエリアあります。多くの方が利用される吉祥寺駅からですと、武蔵野市側から入ることになりますが、今回のように京王線の井の頭公園駅からですと、三鷹市側から入ることになります。
三鷹市 文化と自然の案内板
三鷹市は井の頭公園だけでなく、(井の頭公園には武蔵野市のエリアもあるけれど)自然と文化にあふれた市であることが分かります。近くにジブリの森もあるし(笑)
井の頭公園のすべり台
しばらく進むと、すべり台が見えます。たまにテレビ番組のロケで、この辺りの風景が使われていることがあります。
すべり台のスロープに足跡があります。誰かスロープを登ったのかもしれません。
井の頭公園のブランコ
すべり台の奥にブランコも見えます。
時間帯や時期にもよりますが、ブランコで遊んでいる子供を見る機会が少なくなってきているような気がしています。逆にこっそりと、大人がブランコに腰掛けている風景をみることがありますし、近くでテレビなどのロケが行われていることもあります。
分岐道
すべり台とブランコを左手にみながら進むと、道が二又に分かれております。
人生の選択という分岐点ほど大げさではないですが、そういうシーンに出てきそうな風景です。
電柱のようなもの
先の分岐道を左右どちらかではなく、そのまま前へ、まっすぐ進むと井の頭公園の電柱のようなものが見えてきます。
ただの電灯のようにも見えますし、スピーカーのようにも見えます。四季折々の風景が楽しめる井の頭恩賜公園(井の頭公園)で、この写真は夏に撮ったものですが、いまだ良く分からない柱です。ただひとつだけ分かることは、さまざまな季節の中で人工物が自然の中に不思議にも違和感無く、とけこんでいることです。
だれでもトイレ
「どこでもトイレ」ではありません。「だれでもトイレ」です。
井の頭公園にて、道しるべ。だれでもトイレと書いてある。ちなみに英語では、Toilet ( handicapped and baby station ) と書いてあります。
だれでもトイレはすぐ近くではなく、ここから70メートル右ですが、普通のトイレであれば、井の頭公園内のトイレの数は多いです。日曜、祝日などで何かイベントをしていたり、また春のお花見シーズン以外の平日であれば、トイレが込むことは滅多にありません。たまにトイレを工事していて使えない場合もありますが、トイレが無くて困ることはほとんど無いと思います。
道しるべ
だれでもトイレの道しるべを正面から見てみると、左右にさまざまな場所の道しるべ書いてあります。
左がひとつだけ。
- 井の頭公園駅
(Inokashira-koen Sta.)
ここから150メートル。
右は3つ、上から順に見ていきます。
- 三鷹の森ジブリ美術館
(Ghibli Museum, MItaka)
ここから1350メートル。 - 御殿山
(Gotenyama)
ここから820メートル。 - 井の頭自然文化園(水生物園)
(Inokashira Park Zoo(Aquatic Life Park))
ここから500メートル。
上記の距離は道しるべに書いてあるとおりです。正しいかどうかは分かりませんが、散歩している間にいつも間にか着いちゃうので、遠い感じはしないです。街の中と公園内の自然の中とでは、受ける感覚が異なるのかもしれません。
ただし、三鷹の森ジブリ美術館は右側というよりも、右斜め前の位置ですので、このまま井の頭公園を道なりに進んでしまうと遠回りになります。ご注意ください。
水門橋(井の頭池の終点・ひょうたん池)
井の頭公園の水門橋にて。水門橋は井の頭池の終点であり、神田川の起点になります。こちらは水門橋の西側、井の頭池の終点(ひょうたん池)です。
井の頭池の終点部分は、ひょうたん池と呼ばれていますが、井の頭池お一部ではなく、井の頭池と区別してひょうたん池と呼ぶ場合もあります。
水門橋からひょうたん池をみます。正面に見える橋がひょうたん橋。その先が井の頭池に続きます。
水門橋(神田川の起点)
井の頭公園の水門橋にて。水門橋は井の頭池の終点であり、神田川の起点になります。こちらは水門橋の東側、神田川の起点です。
神田川の上流の起点の橋を神田川に架かる橋とみるなら、水門橋は一番最初の神田川の橋ということになります。
ひょうたん池の先から七井橋へ
井の頭恩賜公園にて、井の頭公園駅からひょうたん池の先、井の頭池から七井橋を渡るところまで向かいます。
井の頭池
水門橋を渡り、ひょうたん池の先、井の頭池を左手に見ながら進んでいます。水面に映し出される木々が美しいです。左手の池の景色を見ながら先へ進みます。
井の頭池、ボート乗り場が見えてきた
5分ほど歩いたでしょうか、ボート乗り場が見えてきました。七井橋まであと少しです。七井橋は比較的人通りが多い橋。吉祥寺から来た方はたいてい渡ると思います。テレビや雑誌などでもよく出てくる橋です。
七井橋
七井橋を渡っていると左手ボート乗り場が見えてきます。
私は今回、井の頭公園駅からのルートですが、吉祥寺駅から来ることを想定しますと、公園内の七井橋に直結している道は京王井の頭線吉祥寺駅の公園口を出て、パープル通りから一本隣の路地で七井橋通り。吉祥寺駅から来ますと丸井を左手側に見て進む路地が七井橋通りです。
普通に公園口の正面から井の頭公園に向けて真っ直ぐ進むとパープル通りになりますので、公園内の野外ステージ近くの池脇の道になります。
七井橋の上から右側(北側)の風景を見てみます。七井橋右手側正面は北側の方角になります。
正面に見える風景は井の頭自然文化園(水生物園)ではありません。この橋の上の位置からですと、井の頭自然文化園(水生物園)の位置は橋の進行方向右手側になります。
正面に見える景色は、井の頭自然文化園(水生物園)から吉祥寺駅方向を向いて、井の頭池を挟んだ正面に見える景色とほぼ同じです。
その他の名所
親之稲荷(尊)跡
親之稲荷が不審火で焼失してしまったのは残念なことです。場所は東京都井の頭自然文化園(分園)の近くで、弁天橋の手前です。
2013年5月1日に焼失した後、しばらくの間、親之稲荷の社の一部は残っていたのですが、現在は親之稲荷跡として、説明が記載された案内板だけになっています。
グリーンアドベンチャー
井の頭恩賜公園にて、グリーンアドベンチャーのボード。
ちょうどここがスタートラインですね。ゴール目指して進めます。
「わかりますか?植物の名前」とありますが、知っているか知らないかは別にして、植物を愛でながら、楽しく散歩できるのは嬉しいことだと思います。
東京都井の頭自然文化園(分園)
井の頭池の近くにある東京都井の頭自然文化園(分園)。
こちらは水生動物のみの分園で、本園の動物園とは異なります。本園の正門に近いのは、七井門ではなく反対側の弁天門です。
井の頭弁財天
井の頭恩賜公園(井の頭公園)内に、井の頭弁財天があります。
弁天堂の裏手に金運上昇の銭洗いの場所があります。お金を清めるザルもあります。
吉祥寺に近いですが、平日の昼間であれば空いていますので、落ち着いてゆっくり丁寧にお参りすることが可能です。
桜や紅葉の季節になりますと、井の頭池と池の噴水を挟んで、綺麗に映えます。